広報紙コンクール審査結果

【令和3年度】

第46回広報紙コンクール 入賞一覧 

◎第46回福井県PTA連合会広報紙コンクール審査講評

第46回福井県PTA連合会広報紙コンクールには、県内全域から36件の応募がありました。コロナ禍でさまざまな制限がある中にもかかわらず、いずれもアイデア豊かで充実した内容の広報紙がそろいました。
最優秀賞に選ばれた福井市明新小学校の「めいしん」は、記事を通し、学校と地域社会が深く関わっていることを伝えることに力を入れています。B4サイズの広い紙面をたっぷりと使い、「ウィズコロナ時代のPTA総会を考える」と題した特集や広報、学校行事などの記事をバランス良く配置しました。硬いイメージのある広報紙の敷居を低くするため、親子で一緒に楽しめる料理のレシピやクイズなどを掲載。見出しも単に行事名を並べるだけでなく、そのときの内容が分かる副題を添えることで、より読者の興味を引くよう工夫されていました。温かい色合いの背景や統一感のある文字、色使い、レイアウトなど、「作品」としての完成度は非常に高く、読者は雑誌のような感覚で、気軽に読み進めることができたのではないでしょうか。
コンクール全体を通して、多くの広報紙からは、新型コロナウイルスへの学校での対策の紹介といった特集やコーナーを設けるなど、長引くコロナ禍の影響が感じられました。徐々に社会活動が再開の方向に向かっているとはいえ、まだしばらくは気の抜けない日々が続くと思われます。そうした中でこそいっそう、広報紙は学校と家庭、地域をつなぐツールとして重要な役割を果たすはずです。今後も皆様の奮闘を期待して、講評とさせていただきます。

福井新聞社整理部部長 小島 茂生

★ 応募PTA数  36PTA

★ 審査経過

令和3年3月26日、福井県生活学習館学習室301・302号室で一次審査を実施した。県P連常任理事、県P連広報委員が全応募36点を下記審査基準により審査し、投票により入賞作品31点を選出した。小島審査委員長が入賞作品について二次審査を実施し、最優秀賞1点、優秀賞10点、努力賞20点を決定した。

〇審査基準

内容審査

(1) PTA活動の実体を掲載しているか。

(2) 会員が関心をもって読む内容か。

(3) 会員の生の声が反映されているか。

(4) 積極的な企画性、アイディアがみられるか。

(5) 社会教育の一環として地域との連帯感を持っているか。

(6) 記事を生かす写真等の活用がなされているか。

(7) 発行回数は適切か。

印刷審査

(1) 読みやすさ、見やすさ(編集・レイアウト等)

(2) 印刷技術の良否(文字・写真)

(3) 全体の仕上がり   

 

 

【令和2年度】

第45回広報紙コンクール 入賞一覧 

◎第45回福井県PTA連合会広報紙コンクール審査講評

第45回福井県PTA連合会広報紙コンクールには、県内全域から50件の応募がありました。いずれも特集記事や写真の使い方、見出しの付け方、レイアウトなど、読者が関心を持って読めるよう、アイデアに富んだ作品がそろいました。ただコロナ禍によって学校、PTA、地域の環境が大きく変わってしまう中で、広報紙作りにも少なからず影響が出たというのが印象でした。

最優秀賞に選ばれた福井市円山小学校の「GOGOえんざん」は、各号を通してインパクトのある見出しやメリハリのある写真、カラフルな色使いなど、読者が読みたくなるようなワクワクするデザインが目を引きました。特集も充実しており、PTAに関するアンケートや座談会は、保護者の本音に迫り、読者にPTAの意義やあり方を考えさせる興味深い内容でした。ネットゲームをテーマとした特集では、チェックリストや教育講演会の記事を掲載しながら、依存の怖さや利用時の注意点を分かりやすく伝えていました。

応募作品全体を通して、催しや取材なども制限される中、発行回数を減らして1回の内容を充実させたり、コロナ下ならではの特集やコーナーを設けたりするなど、それぞれが工夫して発行していることが伝わってきました。まだまだコロナの収束は見通せずご苦労も多いと思いますが、こういう困難な時期だからこそ、学校と家庭、地域をつなぐ大切なツールとしての役割はより高まっていると思います。関係者の皆様のご努力に敬意を表して講評とさせていただきます。

審査委員長 福井新聞社整理部部長 小島 茂生

◆ 応募PTA数 50PTA

◆ 審査経過

令和3年3月27日に、福井県生活学習館学習室301・302号室で、一次審査を実施した。県P連常任理事、県P連広報委員(合計12名)が、全応募50点を下記審査基準により審査し、投票により入賞作品31点を選出した。小島審査委員長が入賞作品について二次審査を実施し、最優秀賞1点、優秀賞10点、努力賞20点を決定した。

〇審査基準

内容審査

(1) PTA活動の実体を掲載しているか。

(2) 会員が関心をもって読む内容か。

(3) 会員の生の声が反映されているか。

(4) 積極的な企画性、アイディアがみられるか。

(5) 社会教育の一環として地域との連帯感を持っているか。

(6) 記事を生かす写真等の活用がなされているか。

(7) 発行回数は適切か。

印刷審査

(1) 読みやすさ、見やすさ(編集・レイアウト等)

(2) 印刷技術の良否(文字・写真)

(3) 全体の仕上がり   

 

 

【令和元年度】

第44回県PTA連合会広報紙コンクール審査結果  

(最優秀賞)丸岡中学校PTA「ツナガルチカラ」

◎第44回福井県PTA連合会広報紙コンクール審査講評

 新型コロナウイルスの感染拡大で学校が臨時休校に踏み切る中、広報紙の重要性や意義をあらためて感じたコンクールとなった。各校では卒業式の規模を縮小、在校生は先輩の晴れの門出を見送ることができず、さぞ残念だったに違いない。審査会場に並んだ広報紙には卒業生の元気な笑顔やメッセージが並び、暗いニュースが多い中、各家庭に温かな気持ちを運んだはずだ。

 最優秀賞を受賞した丸岡中は、メインタイトルを「ツナガルチカラ」とし、社会の中の中学として人と人とのつながりに主眼をおいた。124号は「継」、125号は「結」の象徴的なサブタイトルを付け、見守り隊を交えた座談会や「校則」「インターネット」をテーマにした特集、地域の高校の紹介記事などを幅広く展開、全体を通して読み応えのある内容だった。表紙に各号のテーマに沿った笑顔の生徒や地域の人の写真を大きく扱った点も印象深かった。

 児童生徒数が減少し、PTAの役員のなり手が減っている中、役割ややりがいを分かりやすく伝える試みも目立った。多彩なテーマでアンケートを実施して、子どもたちの本音や家庭へのメッセージを伝える特集を組むPTAもあり、興味深く読める内容になっていた。

 審査委員長 小島 茂生 福井新聞社整理部部長

 

◆ 応募PTA数 47PTA

◆ 審査経過

令和2年3月24日に、福井県生活学習館学習室101・102号室で、一次審査を実施した。小島審査委員長、県P連常任理事、県P連広報委員(合計12名)が、全応募47点を下記審査基準により審査し、投票により入賞作品31点を選出した。審査委員長が入賞作品について二次審査を実施し、最優秀賞1点、優秀賞10点、努力賞20点を決定した。

〇審査基準

内容審査

(1) PTA活動の実体を掲載しているか。

(2) 会員が関心をもって読む内容か。

(3) 会員の生の声が反映されているか。

(4) 積極的な企画性、アイディアがみられるか。

(5) 社会教育の一環として地域との連帯感を持っているか。

(6) 記事を生かす写真等の活用がなされているか。

(7) 発行回数は適切か。

印刷審査

(1) 読みやすさ、見やすさ(編集・レイアウト等)

(2) 印刷技術の良否(文字・写真)

(3) 全体の仕上がり