令和2年10月10日(土)13:30~16:00 大野市文化会館にて
令和2年度最初の地区別研修会が行われました。当日はコロナ対策が徹底され、安心して受講できる姿が拝見できました。連合会会長や奥越ブロック長の挨拶のあと、ご来賓の大野市教育委員会委員長の久保様からの御話の中で、以前発行された県PTA広報紙の内容に触れられていました。「幼少期は肌身離さず。小学生では肌身離して手を離さず。中高生では手を離して目を離さず。大学生では目を離し心離さず。」子供に対する親心の目安になると感じました。
講演:「子供と読書」
講師:福井おはなしの会 ふくい再話研究会 松原和子氏
とても為になる話を分かりやすく、楽しくお話いただきました。松原様は幼少期では本を読まなかったそうです。その理由は、親が本を買って「勉強になるからこの本を読みなさい」と与えることに重きを置いていたため、本を面白いと思えなかったからだそうです。納得させられました。また、子供に本を読み聞かせることで読書が好きになり、子供の「心の根っこ」を作ることが出来ると仰っていました。食事の栄養にも匹敵する、心の栄養(優しい心、強い心)という意味だと思いました。われわれ、大人には「本と子供をつなぐ人」になってほしいと仰っていたのも印象的でした。松原様、貴重なお話ありがとうございました。(記 広報 長谷川)
実践発表
実践発表校 1 大野市和泉小中学校PTA
発表テーマ「いずみ with me !」
少人数の特性を生かし、自然・地域・人がつながっている印象を受けました。PTA活動を通して、地域と学校、PTAに強い絆があると感じました。地域の方も参加ずることで、世代を超えた付き合いが出来ます。人同士の繋がりも強くなっていきます。和泉小中学校の活動は地域と自然をうまく融合させているPTA活動だと思います。巣守会長より、今の時代は本音が中々言えないですが、私は子供たちに「山へいきなさい、川へいきなさい、ケンカをしなさい。」と言っています。そこから学ぶことがたくさんあります。それをしっかり見守るのがPTA、大人の役目です。和泉の子供たちにはここの良さを忘れず育ってほしいです。(記 広報 長谷川)
実践発表校 2 勝山市立勝山南部中学校PTA
発表テーマ「学校・地域と取り組むPTA活動」
時代の波をとらえ、改革を進めている印象を受けました。組織の見直しを通して、活動の活性化、学級委員や専門委員会の削減など、例年通りではなく、PTA組織を時代に合わせ変換させていくことが重要なことだと思います。その他にも、学校行事・地域・生徒会と保護者、などとPTAがコラボすることで色んな組織の結びつきを強くしていく活動をされています。ZOOMを利用するなど、新しい取り組みをされていました。(記 広報 長谷川)