令和8年度より福井県PTA連合会会長を務めさせていただくことになりました、児玉勝と申します。新しい年度の始まりにあたり、皆さまと同じ方向を見つめながら歩んでいけることに、静かな喜びと身の引き締まる思いを感じています。
子どもたちの姿を見ていると、日々の小さな変化に気づかされます。昨日できなかったことが今日できるようになったり、悩みながらも前に進もうとする姿があったり。その一つひとつが、家庭や学校、地域の大人たちのまなざしに支えられているのだと実感します。私自身、地域福祉の現場で多くの家庭と関わる中で、「大人の温度」が子どもの安心をつくることを何度も目にしてきました。
しかし、私たち大人もまた、忙しさや迷いの中で揺れながら生きています。仕事、家庭、地域の役割──どれも大切で、どれも簡単ではありません。だからこそ、PTAの活動が“負担”ではなく、“つながりの灯り”であってほしいと願っています。できる人が、できるときに、できる形で関わる。その積み重ねが、子どもたちの未来を照らす力になると信じています。
県PTA連合会としては、皆さまの活動を支えるために、行政の動きや教育施策の情報を丁寧に届け、現場の声を受け止め、必要な学びの場をつくっていきます。学校で過ごす時間が子どもたちの成長に大きな影響を与えるからこそ、教職員の皆さまが笑顔で働ける環境づくりにも力を注ぎたいと考えています。
今年度のスローガンは「おとなの幸せが、こどもの幸せ。」です。大人が無理をせず、笑顔でいられること。それは決してわがままではなく、子どもたちにとっての“安心の土台”です。どうか、肩の力を抜いて、楽しむ気持ちを忘れずに、PTA活動に関わっていただければと思います。
福井の子どもたちの未来が、あたたかなつながりの中で育まれていくことを願いながら、皆さまと共に歩んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。