令和3年6月13日 丹南ブロック地区別研修会

令和3年6月13日 10:00~12:30 南越前町南条中学校にて

今年度最初の地区別研修会がリモート配信にて行われました。連合会会長・丹南ブロック長挨拶の後、ご来賓の南越前町教育委員会教育長の上田様よりお祝いのお言葉を頂きました。

リモート配信の中でも講演会等で質問が沢山あり有意義な研修会となりました。

講演:「子どもの自己肯定感と親の関わり」

講師:仁愛大学 心理学科  竹村 明子 教授

子育てをしていく上で、「ほめる」ことは、自己肯定感を高める上でとても大事なことである。しかし、ただほめると言っても、「自信重視型」「行動統制型」「基準重視型」等いろいろあり、子供の年令によって使い分ける必要がある。ただやみくもにほめればいいという訳ではない。年令が上がるほど自己肯定感は低下するらしいが、それは発達のひとつであり、成長でもあるので、子供のSOSをしっかり察知して応答することを心掛けたい。そうすると子供は、自分は守られている、私で大丈夫だという安心感を得ることができる。時代や年令、国によっても違いはあるが、それぞれ皆で作り上げる社会においては重要なこともある。順調にいかないのが子育てであり、何かあったら子供がどうしたいかをよく聞き、家族や地域で支えていくことが重要だと感じた。(記 広報委員 三村)

実践発表

実践発表校1 鯖江市片上校父母と先生の会

発表テーマ「地域と共に育てよう 思いやりあふれる もんじゅっ子」~家庭・地域・学校をつなぐPTA活動~

児童数が少しずつ減っていく中、異学年交流やみんなが仲良く相手を思いやる活動、幼稚園が併設されている関係から学年に応じた交流が盛んに行われている等活動の内容に驚きました。しかし、児童数の減少等からPTAの役員引継ぎ問題等大変苦労されているのが分かりました。でも、その中でもみんなが無理なく楽しく活動が続けられる「持続可能なPTA活動」を見直しの必要の話がありました。今の活動を厳選し地域の力を借りながら、一つ一つの活動のより良くしていきたい強い思いを話されていました。(記 広報委員長 湧口)

実践発表校2 越前町立宮崎中学校PTA

発表テーマ「コロナ禍におけるPTA活動」

コロナ禍の中で学校、PTA等でいろんな取り組みや活動をされているお話を聞かせて頂きました。特にPTA活動においては本部役員会、運営委員会を開き感染症対策の協議やPTA・学校行事等で学校と相談しながらしっかりした話し合いをされていたそうです。その活動があってPTA活動や学年懇談会、資源回収、親子研修等が出来たそうです。とても参考になる取り組みがされており勉強させて頂きました。(記 広報委員長 湧口)